co-morioka.jimdo.com/2015/12/07/コワーキングサミットに参加してきました
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コワーキングサミットに参加してきました
コワーキングスペース運営者限定アドバントカレンダーの一環で書いております。facebookなどからのリンクで見た方からは、他の方のものと合わせて読んでみてください。 12月6日、山形県酒田市にあります東北公益文化大学にて、地域課題解決全国フォーラムが行われ、その分科会の形でコワーキングスペースを活用した地域ビジネスの活性化をテーマにしたコワーキングサミットが開催されました。東北公益文化大学には学内にコワーキングスペースunderbarが今年9月にオープンしており、これから産学官民間との交流や庄内地域での創業支援を模索していく中で、underbarのみならず地方のコワーキングスペースがどのような役割を果たしていくかパネラーや参加者とディスカッションしていきました。 そのパネラーとして運営者サイドからコワーキング協同組合の伊藤さん・7Fの星野さん・ソシラボの米倉さん(コワーキングサイドから見てかなり豪華な顔ぶれです、本当に)、利用者サイドからHUB TOKYOのコアメンバーの飯森さん、産学官連携サイドから福岡地域戦略推進会議の石丸さんが参加しており、様々な視点からコワーキングスペースを活用した地域の発展と基礎的な概要を論じていきました。 はじめに、コーディネーターでありコワーキングスペースunderbarの責任者である東北公益文化大学の平尾先生が、パネラーと共にパネルディスカッションを行いました。パネラーそれぞれの自己紹介の後、「コワーキングを一言で説明すると」「コワーキングスペースが地域にあることで果たす役割」についてそれぞれの見解を聞いていきました。いくらでも掘り下げられる質問なのですが、石丸さんなら地域社会の産業育成の機能から見て、伊藤さんであればコワーキングの歴史や海外の事例を交えながら、星野さんであれば求める方に合わせて公民館や図書館などに例えたり、米倉さんや飯森さんはコミュニティ形成の視点を交えてと、それぞれの切り口で答えていきました。 この後、5人のパネラーによる1人20分程度のプレゼンに移りました。 まずは伊藤さんからでしたが、「もうパネルディスカッションの時点で言いたい事は全部言ってしまった」と言いながらも(いろいろ話し過ぎたために、すでに予定時間から40分遅れてのスタートでした)コワーカーには「まずはJellyを開こう!」ということ、スペースの運営者には「他のスペースと連携していこう!」ということを話しておりました。個人的にもこの話は、コワーキングにとって一番大事な事だと思います。しかし、特に会社の1事業としてやっているようなコワーキングスペースの運営管理者やスタッフ、コワーキングスペースを使ったことがないまま始めたりするような方々だと、コワーキングの良さや特徴としてこれを理解しようとせず、自分達だけで閉じこもって新しい人を排除するようなコミュニティのためのコワーキングスペースになってしまいます。そしてそういうスペースが圧倒的に多い感じがしています。これは社会や組織に属して安定して生きることを念頭に置きがちな日本人にはうまく理解できないし行動に移せないことかもしれませんが、コワーキングしたい場合には少なくとも意識をしてほしいところです。 続いて石丸さんは、福岡における地域活性化の戦略とその達成の為のコワーキングスペースの活用についてのプレゼンでした。コワーキングスペースの活用術について、海外の都市の事例やイノベーションスタジオ福岡での事例を交えての紹介でした。まとめて中小都市のコワーキングスペースとなればこのような利用も多くなると自分でも考えているので、うまく実現してほしいなと感じながら聞いていました。今回のフォーラムは山形県内の行政関係者や地域おこしマネージャーの方も多くおりましたので、ここから自分の街に置き換えて考えていく場合にはいい事例紹介だと思いました。 星野さんは、コワーキングスペース7Fの運営についてお話ししました。これに関しては25日分に挙げると思うので、そちらに丸投げします。以前にも詳しく書いていたりしているので、個人的にはそのダイジェスト版な印象でした。すみません。 米倉さんは、コミュニティ形成や維持についてのお話でした。うちもコミュニティ作りやプロジェクトチーム作りでは苦しむことが多いので、とても参考になりました。一番印象に残ったのは、コミュニティはリーダーシップを取るのではなくオーナーシップを取るという発想です。リーダーシップをはってやっていくというのに疲れたりしましたし、コワーキングの考え方とやや反するようにも考えていたので、オーナーシップという表現は適切に感じました。 飯森さんは世界中に展開するコワーキングスペース「HUB」を利用してみてのお話しをしてました。世界各地でコワーキングスペースができて、その地域なりにカスタマイズされている中で、スペース内での働き方も含めた事例紹介ということでとても興味深い内容でしたし、他のパネラーの方も興味深く聞いていた感じでした。HUB TOKYOは行った事があってかなり敷居が高い印象があったのですが、入ってしまえばかなりフレンドリーだし、米倉さんの言っていたオーナーシップなコミュニティでの働き方を語っている感じでした。 この後に4つのグループに分かれて、コワーキングスペースをテーマにワークショップをしました。山形県内はこの1年で6ヶ所コワーキングスペースが増えたので、どのグループでも、山形ならではのコワーキングスペースのコンセプトとか立ち上げ、運営での課題点についてパネラーを交えながら話し合い、最後にシェアをして終わりました。 総じてですが、様々な視点からコワーキング・コワーキングスペースの話を聞くには、コワーキング初心者向けとしていい内容でした。先程も語った通り、山形県内ではこの1年でコワーキングスペースが6ヶ所オープンしたので、その利用方法とか活用方法を教えるという意味でいい機会だったと思います。コワーキングに関する本を読んでるような、そんな感じでした。 しかし、このフォーラムにしてもまだ見聞の域であって、利用するにしてもオープンするにしてもやはり実際にコワーキングスペースに行って体験するというのが、本当は大事だと考えています。一度でもいいのでJELLYを体験する、そして平日昼間に近くのコワーキングスペースを使ってみる。それを明日につなげていこうとしない限りは、このフォーラムの意味が成さないと思います。日本全国まだまだコワーキングスペースは聞いたことはあるという人は増えているとしても、使いたいと思う人は少ないのが現実かなと思います。始める前にコワーキングという言葉を初めて聞いたという人が半数位いて、聞いた人でも利用した事がある人が更に半数以下だったというのには、まだしばらくはコワーキングスペースの認知や活用方法を教えていくような事が必要だなと感じました。そういう事を理解しないままに何となくコワーキングスペースをオープンしようとする人も、そして利用する人も全国各地に数多くいるというのが、個人的に心配な事です。 最後に伊藤さんのプレゼンについて繰り返しになりますが、コワーキングをやりたい方・スペースを使っていきたい方は、コワーキングスペースだったり、近くになければ公民館を会場にJellyを開いたり参加したりしてください。コワーキングスペースのオーナーになりたい方・なっている方・スタッフさんは、他のコワーキングスペースを利用したり連携したりして、お互いに支え合っていきましょう。
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コワーキングサミットに参加してきました
コワーキングスペース運営者限定アドバントカレンダーの一環で書いております。facebookなどからのリンクで見た方からは、他の方のものと合わせて読んでみてください。 12月6日、山形県酒田市にあります東北公益文化大学にて、地域課題解決全国フォーラムが行われ、その分科会の形でコワーキングスペースを活用した地域ビジネスの活性化をテーマにしたコワーキングサミットが開催されました。東北公益文化大学には学内にコワーキングスペースunderbarが今年9月にオープンしており、これから産学官民間との交流や庄内地域での創業支援を模索していく中で、underbarのみならず地方のコワーキングスペースがどのような役割を果たしていくかパネラーや参加者とディスカッションしていきました。 そのパネラーとして運営者サイドからコワーキング協同組合の伊藤さん・7Fの星野さん・ソシラボの米倉さん(コワーキングサイドから見てかなり豪華な顔ぶれです、本当に)、利用者サイドからHUB TOKYOのコアメンバーの飯森さん、産学官連携サイドから福岡地域戦略推進会議の石丸さんが参加しており、様々な視点からコワーキングスペースを活用した地域の発展と基礎的な概要を論じていきました。 はじめに、コーディネーターでありコワーキングスペースunderbarの責任者である東北公益文化大学の平尾先生が、パネラーと共にパネルディスカッションを行いました。パネラーそれぞれの自己紹介の後、「コワーキングを一言で説明すると」「コワーキングスペースが地域にあることで果たす役割」についてそれぞれの見解を聞いていきました。いくらでも掘り下げられる質問なのですが、石丸さんなら地域社会の産業育成の機能から見て、伊藤さんであればコワーキングの歴史や海外の事例を交えながら、星野さんであれば求める方に合わせて公民館や図書館などに例えたり、米倉さんや飯森さんはコミュニティ形成の視点を交えてと、それぞれの切り口で答えていきました。 この後、5人のパネラーによる1人20分程度のプレゼンに移りました。 まずは伊藤さんからでしたが、「もうパネルディスカッションの時点で言いたい事は全部言ってしまった」と言いながらも(いろいろ話し過ぎたために、すでに予定時間から40分遅れてのスタートでした)コワーカーには「まずはJellyを開こう!」ということ、スペースの運営者には「他のスペースと連携していこう!」ということを話しておりました。個人的にもこの話は、コワーキングにとって一番大事な事だと思います。しかし、特に会社の1事業としてやっているようなコワーキングスペースの運営管理者やスタッフ、コワーキングスペースを使ったことがないまま始めたりするような方々だと、コワーキングの良さや特徴としてこれを理解しようとせず、自分達だけで閉じこもって新しい人を排除するようなコミュニティのためのコワーキングスペースになってしまいます。そしてそういうスペースが圧倒的に多い感じがしています。これは社会や組織に属して安定して生きることを念頭に置きがちな日本人にはうまく理解できないし行動に移せないことかもしれませんが、コワーキングしたい場合には少なくとも意識をしてほしいところです。 続いて石丸さんは、福岡における地域活性化の戦略とその達成の為のコワーキングスペースの活用についてのプレゼンでした。コワーキングスペースの活用術について、海外の都市の事例やイノベーションスタジオ福岡での事例を交えての紹介でした。まとめて中小都市のコワーキングスペースとなればこのような利用も多くなると自分でも考えているので、うまく実現してほしいなと感じながら聞いていました。今回のフォーラムは山形県内の行政関係者や地域おこしマネージャーの方も多くおりましたので、ここから自分の街に置き換えて考えていく場合にはいい事例紹介だと思いました。 星野さんは、コワーキングスペース7Fの運営についてお話ししました。これに関しては25日分に挙げると思うので、そちらに丸投げします。以前にも詳しく書いていたりしているので、個人的にはそのダイジェスト版な印象でした。すみません。 米倉さんは、コミュニティ形成や維持についてのお話でした。うちもコミュニティ作りやプロジェクトチーム作りでは苦しむことが多いので、とても参考になりました。一番印象に残ったのは、コミュニティはリーダーシップを取るのではなくオーナーシップを取るという発想です。リーダーシップをはってやっていくというのに疲れたりしましたし、コワーキングの考え方とやや反するようにも考えていたので、オーナーシップという表現は適切に感じました。 飯森さんは世界中に展開するコワーキングスペース「HUB」を利用してみてのお話しをしてました。世界各地でコワーキングスペースができて、その地域なりにカスタマイズされている中で、スペース内での働き方も含めた事例紹介ということでとても興味深い内容でしたし、他のパネラーの方も興味深く聞いていた感じでした。HUB TOKYOは行った事があってかなり敷居が高い印象があったのですが、入ってしまえばかなりフレンドリーだし、米倉さんの言っていたオーナーシップなコミュニティでの働き方を語っている感じでした。 この後に4つのグループに分かれて、コワーキングスペースをテーマにワークショップをしました。山形県内はこの1年で6ヶ所コワーキングスペースが増えたので、どのグループでも、山形ならではのコワーキングスペースのコンセプトとか立ち上げ、運営での課題点についてパネラーを交えながら話し合い、最後にシェアをして終わりました。 総じてですが、様々な視点からコワーキング・コワーキングスペースの話を聞くには、コワーキング初心者向けとしていい内容でした。先程も語った通り、山形県内ではこの1年でコワーキングスペースが6ヶ所オープンしたので、その利用方法とか活用方法を教えるという意味でいい機会だったと思います。コワーキングに関する本を読んでるような、そんな感じでした。 しかし、このフォーラムにしてもまだ見聞の域であって、利用するにしてもオープンするにしてもやはり実際にコワーキングスペースに行って体験するというのが、本当は大事だと考えています。一度でもいいのでJELLYを体験する、そして平日昼間に近くのコワーキングスペースを使ってみる。それを明日につなげていこうとしない限りは、このフォーラムの意味が成さないと思います。日本全国まだまだコワーキングスペースは聞いたことはあるという人は増えているとしても、使いたいと思う人は少ないのが現実かなと思います。始める前にコワーキングという言葉を初めて聞いたという人が半数位いて、聞いた人でも利用した事がある人が更に半数以下だったというのには、まだしばらくはコワーキングスペースの認知や活用方法を教えていくような事が必要だなと感じました。そういう事を理解しないままに何となくコワーキングスペースをオープンしようとする人も、そして利用する人も全国各地に数多くいるというのが、個人的に心配な事です。 最後に伊藤さんのプレゼンについて繰り返しになりますが、コワーキングをやりたい方・スペースを使っていきたい方は、コワーキングスペースだったり、近くになければ公民館を会場にJellyを開いたり参加したりしてください。コワーキングスペースのオーナーになりたい方・なっている方・スタッフさんは、他のコワーキングスペースを利用したり連携したりして、お互いに支え合っていきましょう。
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コワーキングサミットに参加してきました
コワーキングスペース運営者限定アドバントカレンダーの一環で書いております。facebookなどからのリンクで見た方からは、他の方のものと合わせて読んでみてください。 12月6日、山形県酒田市にあります東北公益文化大学にて、地域課題解決全国フォーラムが行われ、その分科会の形でコワーキングスペースを活用した地域ビジネスの活性化をテーマにしたコワーキングサミットが開催されました。東北公益文化大学には学内にコワーキングスペースunderbarが今年9月にオープンしており、これから産学官民間との交流や庄内地域での創業支援を模索していく中で、underbarのみならず地方のコワーキングスペースがどのような役割を果たしていくかパネラーや参加者とディスカッションしていきました。 そのパネラーとして運営者サイドからコワーキング協同組合の伊藤さん・7Fの星野さん・ソシラボの米倉さん(コワーキングサイドから見てかなり豪華な顔ぶれです、本当に)、利用者サイドからHUB TOKYOのコアメンバーの飯森さん、産学官連携サイドから福岡地域戦略推進会議の石丸さんが参加しており、様々な視点からコワーキングスペースを活用した地域の発展と基礎的な概要を論じていきました。 はじめに、コーディネーターでありコワーキングスペースunderbarの責任者である東北公益文化大学の平尾先生が、パネラーと共にパネルディスカッションを行いました。パネラーそれぞれの自己紹介の後、「コワーキングを一言で説明すると」「コワーキングスペースが地域にあることで果たす役割」についてそれぞれの見解を聞いていきました。いくらでも掘り下げられる質問なのですが、石丸さんなら地域社会の産業育成の機能から見て、伊藤さんであればコワーキングの歴史や海外の事例を交えながら、星野さんであれば求める方に合わせて公民館や図書館などに例えたり、米倉さんや飯森さんはコミュニティ形成の視点を交えてと、それぞれの切り口で答えていきました。 この後、5人のパネラーによる1人20分程度のプレゼンに移りました。 まずは伊藤さんからでしたが、「もうパネルディスカッションの時点で言いたい事は全部言ってしまった」と言いながらも(いろいろ話し過ぎたために、すでに予定時間から40分遅れてのスタートでした)コワーカーには「まずはJellyを開こう!」ということ、スペースの運営者には「他のスペースと連携していこう!」ということを話しておりました。個人的にもこの話は、コワーキングにとって一番大事な事だと思います。しかし、特に会社の1事業としてやっているようなコワーキングスペースの運営管理者やスタッフ、コワーキングスペースを使ったことがないまま始めたりするような方々だと、コワーキングの良さや特徴としてこれを理解しようとせず、自分達だけで閉じこもって新しい人を排除するようなコミュニティのためのコワーキングスペースになってしまいます。そしてそういうスペースが圧倒的に多い感じがしています。これは社会や組織に属して安定して生きることを念頭に置きがちな日本人にはうまく理解できないし行動に移せないことかもしれませんが、コワーキングしたい場合には少なくとも意識をしてほしいところです。 続いて石丸さんは、福岡における地域活性化の戦略とその達成の為のコワーキングスペースの活用についてのプレゼンでした。コワーキングスペースの活用術について、海外の都市の事例やイノベーションスタジオ福岡での事例を交えての紹介でした。まとめて中小都市のコワーキングスペースとなればこのような利用も多くなると自分でも考えているので、うまく実現してほしいなと感じながら聞いていました。今回のフォーラムは山形県内の行政関係者や地域おこしマネージャーの方も多くおりましたので、ここから自分の街に置き換えて考えていく場合にはいい事例紹介だと思いました。 星野さんは、コワーキングスペース7Fの運営についてお話ししました。これに関しては25日分に挙げると思うので、そちらに丸投げします。以前にも詳しく書いていたりしているので、個人的にはそのダイジェスト版な印象でした。すみません。 米倉さんは、コミュニティ形成や維持についてのお話でした。うちもコミュニティ作りやプロジェクトチーム作りでは苦しむことが多いので、とても参考になりました。一番印象に残ったのは、コミュニティはリーダーシップを取るのではなくオーナーシップを取るという発想です。リーダーシップをはってやっていくというのに疲れたりしましたし、コワーキングの考え方とやや反するようにも考えていたので、オーナーシップという表現は適切に感じました。 飯森さんは世界中に展開するコワーキングスペース「HUB」を利用してみてのお話しをしてました。世界各地でコワーキングスペースができて、その地域なりにカスタマイズされている中で、スペース内での働き方も含めた事例紹介ということでとても興味深い内容でしたし、他のパネラーの方も興味深く聞いていた感じでした。HUB TOKYOは行った事があってかなり敷居が高い印象があったのですが、入ってしまえばかなりフレンドリーだし、米倉さんの言っていたオーナーシップなコミュニティでの働き方を語っている感じでした。 この後に4つのグループに分かれて、コワーキングスペースをテーマにワークショップをしました。山形県内はこの1年で6ヶ所コワーキングスペースが増えたので、どのグループでも、山形ならではのコワーキングスペースのコンセプトとか立ち上げ、運営での課題点についてパネラーを交えながら話し合い、最後にシェアをして終わりました。 総じてですが、様々な視点からコワーキング・コワーキングスペースの話を聞くには、コワーキング初心者向けとしていい内容でした。先程も語った通り、山形県内ではこの1年でコワーキングスペースが6ヶ所オープンしたので、その利用方法とか活用方法を教えるという意味でいい機会だったと思います。コワーキングに関する本を読んでるような、そんな感じでした。 しかし、このフォーラムにしてもまだ見聞の域であって、利用するにしてもオープンするにしてもやはり実際にコワーキングスペースに行って体験するというのが、本当は大事だと考えています。一度でもいいのでJELLYを体験する、そして平日昼間に近くのコワーキングスペースを使ってみる。それを明日につなげていこうとしない限りは、このフォーラムの意味が成さないと思います。日本全国まだまだコワーキングスペースは聞いたことはあるという人は増えているとしても、使いたいと思う人は少ないのが現実かなと思います。始める前にコワーキングという言葉を初めて聞いたという人が半数位いて、聞いた人でも利用した事がある人が更に半数以下だったというのには、まだしばらくはコワーキングスペースの認知や活用方法を教えていくような事が必要だなと感じました。そういう事を理解しないままに何となくコワーキングスペースをオープンしようとする人も、そして利用する人も全国各地に数多くいるというのが、個人的に心配な事です。 最後に伊藤さんのプレゼンについて繰り返しになりますが、コワーキングをやりたい方・スペースを使っていきたい方は、コワーキングスペースだったり、近くになければ公民館を会場にJellyを開いたり参加したりしてください。コワーキングスペースのオーナーになりたい方・なっている方・スタッフさんは、他のコワーキングスペースを利用したり連携したりして、お互いに支え合っていきましょう。
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